手指の組み方による体の反応の変化についてはこちらのページをご参照下さい。

識別に当たってのポイント

手指を組み替えた時の開閉のレベルを識別するに当たってのポイントは以下の通りです。

  • 手指は物理的に組み替えるだけで、そこ(の感じがどうか)に意識を置かないで下さい。
  • 耳で音楽を聴きながら、意識は前胸上部すなわち体の開閉状態を一番把握し易い部位に置き、そこが開か閉か、同じ開あるいは同じ閉でも他と比べてそれより強いかより弱いかを識別して下さい。
  • 耳に聞こえて来る曲の好みに影響されない様に、しっかり前胸上部に集中し、そこの開閉レベルのみで判断して下さい。そうすれば個人差なく万人共通の結果が出ます。
開閉の強さのレベル

下の表の数字は開閉の強さの程度を表します。

最強の開・・・・・・・・・・最弱の開  最弱の閉・・・・・・最強の閉

+5  +4  +3  +2  +1  -1  -2  -3  -4

訓練する順番

下の表でランク聴き分けの訓練をする場合、以下の順番をお勧めします。

  1. まず開Cの演奏で開(+1,+2)と閉(-1)の違いを把握する。
  2. 次に花の開Sの演奏で開(+5)を把握する。
  3. そして閉Aの演奏で閉(-4.-3)と開(+3)の違いを把握する。
  4. その後上記以外のランクの演奏で微妙な違いを把握できる様にする。

 

ランク 演奏 手を組まない時 手を自然に組んで聴いた時 手を反対に組んで聴いた時
開SF

 

+5 +5 +5
開S  

 

+4 +5 +3
開A  

 

+3 +4 +2
開B  

 

+2 +3 +1
開C  

 

+1 +2 -1
閉C  

 

-1 -2 +1
閉B  

 

-2 -3 +2
閉A  

 

-3 -4 +3
閉S

実在しない

 

手指の組み替えて聞くと分かること

  • 開SFは手指を組み替えても最強の開、手指を組まない時も最強の開
  • 開SF以外の開は手指を自然に組むと開が1ランク高くなり、手指を反対に組むと開が1ランク低くなる
  • その結果開Cは手指を反対に組むと閉になる
  • 閉は手指を自然に組むと閉が強くなり、手指を反対に組むと開になる
開と閉の演奏の聞き方

以上から開SF以外の開の演奏は手指を自然に組んで聞くことによって1ランク上の開の演奏に変換して聞くことが出来、閉の演奏を聞く時は手指を反対に組むことによって開の演奏に変換して聞くことが出来る。

手指の組み替えを音楽を聞かないで行なうと、自分自身のランクが分かる

音楽演奏を聞いている時、体は演奏者に同調して演奏者のランクになるが、音楽を聞かない時は自分自身の元のランクのままなので、手指の組み替えによって分かるのは自分自身のランクである。